(1) 俺の名前は「ハル」 大学のベンチに座ってぼんやりと時間を過ごしている、 どこにでも居る普通の大学生 (2) だが一つ普通じゃないと言えるのは… ゆみ) あっ、ハル♪ (3) ゆみ) 何してるの? 普通な俺とは不釣り合いな「友達」がいるということだ (4) 彼女の名前は「ゆみ」 俺と同じ大学二年生 大学の写真サークルで会って仲良くなった 外見、スタイル、成績、人間関係 何一つ抜けているところがない、高嶺の花だ (5) ゆみ) 明日のコーデ♪ そんな彼女からいつの頃からか明日学校に着ていく服の自撮りが毎夜送られて来るようになった (6) 最初は少し戸惑ったけど かといって嫌なわけでもなかったのですぐに慣れた (7) ハル) まぁ…次の授業まで時間が少し空いてるから… ゆみ) ふ~ん… ゆみ) あのね、私今… ゆみ) 今ノーブラだよ? ハル) えっ (8) 勝手に、彼女の服の中を想像する 白いブラウスの内側 下着を着ていないワンピース 飛び出した乳首は自己主張をしている (9) そして想像が妄想になる瞬間 (10) ゆみ) あ、今変な想像してるでしょ〜? 俺は現実に引き戻された (11) ゆみ) あはっ♪顔赤くなってる♪ ハル) そ、それは… ゆみ) 冗談だよ冗談♪ ゆみ) ノーブラなわけないでしょ? 彼女はたまにこうやって俺をからかってくる (12) ゆみ) 私、次の講義あるから先に行くね? ハル) …うん ゆみ) また夜に写真、送ってあげるから (13) その日の夜、彼女から送られて来た写真は…